支援を「知る」から「考える、つながる」へ

がんとともに暮らす人の療養生活を、必要な支援をみんなで探す、協力型のすごろくゲームです。

仕事、お金、家族、こころ、暮らし――。

さまざまな困りごとを抱える一人の人を主人公に、プレイヤーみんなでその人の生活を想像し、必要な支援を考えます。

ゲームを通じて、実在する支援制度やサービスを知り、

「この人にとって大切なものは何だろう?」
「今、何が必要なのだろう?」

と考えながら、支援を探し、つないでいきます。

自治体・医療・介護・企業などの研修や交流ワークショップに活用いただけます。

支援は、あるだけではつながらない

地域には、さまざまな支援制度やサービスがあります。

けれど、必要な人が

どこに相談すればいいのか
どんな支援があるのか
そもそも何に困っているのか

がわからなければ、支援にはつながりません。

ファインディング・サポートでは、一人の人の生活を題材に、

「この人は、何に困っているのだろう?」
「この人が大切にしたい生活は何だろう?」
「そのために、何が必要だろう?」

をみんなで考えます。

ペルソナカード

ゲーム概要

1卓(1ゲームボード)2~6人
・プレイヤーが支援者となり、がんを経験する人の困りごとや生活背景を知り、その人に必要な支援をみんなで考えます。
・公的制度・サービス・相談先などから支援を探し、必要な支援を組み合わせていきます。

♦時間も、ゲームのうち
・研修や交流会などで設定した時間に合わせて、療養生活の時間をゲームに反映します。
・ゲーム説明→ゲームプレイ→振り返り→講話などを組み合わせ、目的に合わせたゲーム体験をつくります。

このゲームの特徴

プレイヤーは「支援する側」となり、がんを経験する16人(ペルソナカード)を題材に、65の実在する支援制度・サービス・窓口など(支援カード)から必要な支援を探します。

ゲームの流れ

困りごと
ペルソナが抱えている、複数の課題を知る

共感・想像・対話
生活背景や大切にしたい事を考える

支援を探す
必要な制度・サービス・窓口を探す

支援をつなぐ
支援を組み合わせ、相談先につなげる

支援カード

支援の選択に正解はありません。「この人にとって、本当に必要な支援は何か」「その支援につながるには、どうすればいいか」を参加者同士で話し合います。

その人にとって、これからの大切にしたい生活を考える

ゲームの最初に、その人の生活や背景を知ります。

そして、「この人は、これからどんな生活を大切にしたいのだろう?」と考えます。

病気によって、これまでできていたことが難しくなることがあります。

そのとき、今の状況と、これまで大切にしてきたことやこれからの希望との間にギャップが生まれることがあります。

だからこそ、困りごとだけを見るのではなく、その人が大切にしたい生活から必要な支援を考えます。

こうした対話は、がん診断直後からの緩和ケアや。ACP(アドバンス・ケア・プランニング;人生会議)にもつながります。

楽しみながら、自然と話が始まる

サイコロを振る
カードを引く
みんなで相談する
ときには体を動かす

レジリエンスカードや、できごとカードから、思いがけないお題が出ることも。

運動したり、誰かに感謝したり、
笑いや会話が生まれ、参加者同士の距離が縮まります。

楽しみながらゲームを進めるうちに、
自然と「この人に必要な支援」を話し合う場が生まれます。

ゲームの後に、大切な振り返り

ファインディング・サポートでは、ゲームを終えた後の振り返りを大切にしています。

ゲームでは、ペルソナカードをめくることで、その人の困りごとを知ることができます。

では、現実の患者さんはどうでしょう。

困っていることがあっても、すぐに話せるとは限りません。

「この人になら話してもいい」と思える関係があって、少しずつ言葉になる思いがあります。

ゲーム後の振り返りや講話では、この違いを入口に、支援者としての関わり方を考えます。

活用実績

品川区子ども家庭支援センターで職員研修を実施

2026年8月20日、品川区の子ども家庭支援センター職員8名を対象に、ファインディング・サポートを使ったワークショップを品川区役所で実施しました。

参加者からは、

・本人の希望や強みを踏まえて支援を考えること

・支援が「ある」ことと、実際に「つながる」ことの違い

・複数の専門職・機関から考えること

・自分の専門領域以外の支援を知ること

などについて、さまざまな気づきが寄せられました。

「支援についてを楽しく学ぶことができ、有意義な時間でした」という声もいただいています。

こんな場面で活用できます

職員・専門職の研修に

一人の療養生活を題材に、支援について考える研修に

多職種・多機関の交流に

病院と訪問看護、医療と介護など、異なる立場の人が一緒に考える交流会に

地域のワークショップに

地域の支援や相談先を知り、困ったときのつながりを考える場に

企業の研修に

病気になった社員とその家族の生活、治療と仕事の両立について考える機会に

体験して終わらない。実際の支援情報へ

ゲーム終了後は、専用ポータルサイト「がん療養.jp」と連携し、ゲームで学んだ支援制度や相談先を実生活で確認できます。

プレイヤー限定のQRコード・パスワードにより、ゲーム体験を一過性の学びで終わらせず、実生活への行動につなげます。

まずは、体験してみませんか?

「研修で使える?」
「地域連携に活用できる?」
「交流会やイベントに使える?」
「実際にゲームを体験してみたい」

そんなご相談をお待ちしています。

実際にゲームを体験していただきながら、目的や参加人数に合わせた活用方法をご提案します。